レーシック用語集 か行

レーシック用語集 か行

か行
開瞼器
(かいけんき)
眼科手術を行うとき、患者の目が閉じないように固定する、医療機器のこと。
角膜
(かくまく)
眼球の表面を覆う、透明な膜状の組織。レーシックでは、この角膜の形を変化させて屈折率を調整し、視力を回復させます。
角膜は断面が5層に分かれていて、一番表面の上皮をめくってフラップを作り、中心にある最も厚い角膜実質層にレーザーを照射して変形させ、その後フラップを戻します。角膜の薄い人や、角膜のカーブが極端に急峻または平坦な方は、レーシックを受けられないことがありますが、使用する医療器具の種類や、医院によって、対応が異なることがあります。
角膜実質層
(かくまくじっしつそう)
角膜の断面5層のうち、真ん中にあり、もっとも厚い層のこと。レーシックでは、この部分を変化させて屈折矯正を行います。
角膜混濁
(かくまくこんだく)
本来透明である角膜が、様々な原因により、濁ってしまう症状です。
部分的なものと、広範囲にわたるものがあります。先天的に起こる場合と、傷や眼の疾患による炎症が原因で起こる場合があります。
角膜内リング
(かくまくないリング)
ポリメチルメタクリレートというシリコン素材でできた半円の2つのリングを角膜の周辺部に挿入して、角膜の前面のカーブを変えて、近視を矯正する方法です。円錐角膜でレーシックが受けられない方にも対応しています。
仮性近視
(かせいきんし)
もともと視力のよかった人や子どもの視力が急激に悪くなった場合を、仮性近視と呼びます。この場合、早期に原因から改善すれば、かなり高い確率での自然治癒が期待できます。
近視
(きんし)
眼のレンズの屈折異常により、光の焦点が眼球の網膜に届かず、遠くのものが見えず、視力が低い状態のこと。視力の低さが長期にわたって持続すると、自然治癒が難しくなります。
屈折矯正手術
(くっせつきょうせいしゅじゅつ)
角膜の形を変えたり、角膜に人口のレンズを加えることで、視力を変える手術のこと。手術によって、光の焦点が網膜に届けることで、ものがはっきりと見えるように改善することが可能です。
クリーンルーム 高性能フィルターで除塵・除菌のされた部屋のことで、多くの医院ではクリーンルームで手術を行っています。
グレア レーシックの手術後、蛍光灯の下などでまぶしく感じたりする現象のことです。人によりますが、半年〜1年でほぼ解消すると言われています。
虹彩
(こうさい)
眼球の角膜と水晶体の間にある円盤状の薄い膜でのこと。
虹彩の中の平滑筋の伸縮によって、中央の黒い部分(=瞳孔)の開き具合を調整し、眼球内に入る光の量を加減します。
虹彩は人種によって様々な色があります。虹彩のしわの模様は、指紋同様、個人固有のパターンがあり、個人を特定するセキュリティシステム(バイオメトリクス認証=生体認証)にも利用されています。
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