角膜内リング|レーシックの種類

角膜内リング(ICR)

薄い角膜の層間に樹脂で出来たドーナツ状のプレートを入れる手法で、そのプレートが元に戻ろうとする力を利用して、近視を矯正します。
角膜のカーブより大きいものを入れると近視を矯正し、逆に小さいものを入れると遠視が矯正されます。主にアメリカで研究されており、角膜が徐々に前方に突出して視力が低下する円錐角膜の進行予防に対する効果も期待されています。
主に軽度の近視の方に効果がある治療法で、乱視や緑内障の方は手術を受けることができません。

角膜内リングの特徴

メリット
  • 万が一問題があっても、リングを取り出すことで、眼をもとの状態に戻すことができます。
  • 円錐角膜の進行予防に対する効果も期待されています。
×デメリット
  • 新しい技術であるため、症例数が非常に少ないです。
  • 実施している医院がまだ非常に少ないです。
  • 重度の近視の方には、即時的な効果は得られにくいかもしれません。
  • 乱視や緑内障などの方は手術を受けられません。
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