ウェーブフロントレーシック|レーシックの種類

ウェーブフロントレーシック (Wavefront LASIK)

通常のレーシック手術の前に、眼のわずかなピントのズレを検出し、手術をコンピュータ制御で行うことで、より精度の高い視力矯正が行える手術です。
人間の目にはその人特有の歪みや凹凸があり、それを収差と言いますが、その収差を打ち消すようにレーザーを照射することで、より術後の見え方の質の向上が期待できます。
検査データをもとに、手術前に、術後の見え方をプレビューレンズで確認することができるのも大きなポイントです。

ウェーブフロントレーシックの特徴

メリット
  • 角膜の薄い方や、強度の近視など、レーシックでは治療が困難だった方にもおすすめです。
  • 各個人によって異なる目の細やかな凹凸にまで配慮して、見え方の向上にはたらきかけます。
  • 難しいとされてきた不正乱視にも効果が期待できます。
  • 手術前に、術後の見え方をプレビューレンズで確認することができます。
  • イントラレーシックなどと組み合わせることで、効果の増大が期待できます。
×デメリット
  • レーザー照射中に眼球が動いたり、術後角膜が再生することで、理論上ほどの効果が出ない可能性があります。
  • 従来のレーシックより手間や費用がかかります。
  • 検査前1ヶ月ほどは、コンタクトレンズを装用することができません。

手術の流れ

  • ウェーブフロント解析により、各個人の収差を解析。
  • 解析結果をもとに、手術時のレーザー照射パターンを決定。
  • 希望があれば、術後の見え方をプレビューするためのレンズを作成。
  • その専用レンズで術後の視力をシミュレーションした後、手術。
このページのトップへ