安全性について｜Q&A よくある質問

アメリカで、1995年にFDA（米国食品医薬品局）がエキシマレーザーを使用した視力矯正術を認可し、日本でも2000年に厚生労働省が安全性を確認し、認可されています。それ以降、全世界で年間数百万件施術が行われておりますが、現在まで失明の報告は1例もないと言われています。

人によっては手術後、眼の乾きやゴロゴロした感じがあったり、暗いところで見えにくいことがありますが、時間の経過とともに改善します。万一、無理な手術をすると、重度のドライアイや、角膜混濁などの症状が起こることもありえますので、事前に医師とよく相談しましょう。

一般的に日本国内の医院は衛生の基準が高く、手術室がクリーンルーム（高性能フィルターで序塵・除菌）になっている医院もあるため、感染症のおそれは非常に低いと言われています。ただし、医院の衛生管理が不十分な場合は眼病感染の可能性も否めません。衛生環境の整った病院で、医師とよく相談して手術の内容を選び、術後、医師の指示通りにしていれば、まず問題はありません。

日本では比較的最近知られるようになったレーシックですが、海外では様々な検証・臨床試験がなされ、長期的な安全性や効果が認められています。

レーシックは、角膜の表面を削って視力を調整する施術で、眼球の内部には影響がなく、失明の危険性はとても低いものとされています。ただし、手術器具をはじめとした院内の衛生環境が良くない医院では、角膜の感染症を引き起こして視力の低下や角膜混濁のほか、失明に至る事例もあるようです。カウンセリングをとおして、医院選びを慎重に行いましょう。

術後早期に目をこすったり、ぶつけたりすると、ごくまれにフラップがズレることがあります。術後1ヶ月間は目に負担のかからないようご注意ください。手術後１週間は、医院に指定された保護用メガネやコンタクト、アイマスクをきちんと着用しましょう。フラップがズレると、ゴロゴロしたり違和感を感じますので、その際は検査を受けてください。