レーシック用語集 ら行

レーシック用語集 ら行

ら行
LASEK
(ラセック)
視力矯正手術の一つ。アルコールで角膜表面をやわらかくして、上皮を持ち上げ、非常に薄いフラップをつくります。その後、レーシック同様、角膜実質層にエキシマレーザーを当てて、角膜の形を変えます。角膜が薄いなどの理由で、通常のレーシックが受けられない人にも対応できる場合があります。
乱視
(らんし)
均一なはずの線がムラに見えたり、一つのものが二重に見えたり、極端に眼が疲れやすい、などの症状です。水晶体が原因の場合もありますが、多くは角膜表面のカーブが均一でないことが原因です。年齢が若く軽度の乱視の場合には、自覚症状がほとんどありませんが、年齢が進むにつれて症状が現れてくることもあります。視力障害(遠くも、近くも見えにくくなる)、単眼複視(片眼で見ても、二重に見えることがある)、眼精疲労(調節の努力のために眼が疲れるほか、夜間に見えにくくなる、電光掲示板の文字がにじんで見える)などの症状パターンがあります。角膜が原因の場合、ウェーブフロントレーシックで治療できることがあります。
リグレッション 近視の戻り、と呼ばれ、レーシックなどの視力矯正手術を受けて視力が回復した後、まれに、突然視力が落ちた状態になる症状です。個人差がありますが、人体は、手術や怪我などで急激に変化を加えられた時、もとに戻そうとする力があり、その力によるのではないかと考えられています。術後、半年〜1年が経過した頃に現れることがあります。視力が安定してくると感じなくなるといわれていますが、再手術を行う医院もあります。
リスク 手術や治療を受けることで、起こり得る、危険性。 
LASIK
(レーシック)
LASIK:エキシマレーザーで角膜の形状を変えることによって、屈折率を変化させ、視力を回復する手術。メガネ、コンタクトに代わる第3の視力矯正法といわれています。基本的には、マイクロケラトームと呼ばれる機器で角膜上皮を薄く削ってフラップという蓋を作り、内部の角膜実質層にレーザーを当てて角膜の形を変え、最後にフラップを戻します。最近では様々な機器が導入され、さまざまな種類のレーシックが行われています。屈折矯正手術そのものは、1869年から試みられてきました。様々な臨床試験を経て、1990年、ギリシャで現在の形に近い、レーシックと呼ばれる手術が始まりました。1995年に、エキシマレーザーが使用されるようになると、レーシックは世界に普及しました。正式名称のLaser in Situ Keratomileusisはギリシャ語の『Keratos=角膜』『Mileusis=修正する』に由来する造語です。
老眼
(ろうがん)
もともと視力のよかった人や子どもの視力が急激に悪くなった場合を、仮性近視と呼びます。この場合、早期に原因から改善すれば、かなり高い確率での自然治癒が期待できます。
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